ナンシー・ホランダー
ジョディ・フォスター
1962年11月19日アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。3歳の頃からテレビCMでキャリアをスタートし、「Mayberry RFD」「エディの素敵なパパ」、「パパ大好き」、「ペーパームーン」などのシリーズ番組にレギュラー出演し、8歳のときに『ジョディ・フォスターのライオン物語』で映画デビューを果たす。1976年『タクシードライバー』(マーティン・スコセッシ監督)で世界的に注目される。圧倒的な演技で『告発の行方』(88/ジョナサン・カプラン監督)、『羊たちの沈黙』(91/ジョナサン・デミ監督)と2度のアカデミー賞主演女優賞に輝くとともに、数多くの映画賞を受賞し、最も高く評価される女優の地位を確立した。これまでの出演作は40本を超え、主な出演作に、『コンタクト』(97/ロバート・ゼメキス監督)、『アンナと王様』(99/アンディ・テナント監督)、『パニック・ルーム』(02/デヴィッド・フィンチャー監督)、『ロング・エンゲージメント』(04/ジャン=ピエール・ジュネ監督)、『フライトプラン』(05/ロベルト・シュヴェンケ監督)、『インサイド・マン』(06/スパイク・リー監督)、『ブレイブ ワン』(07/ニール・ジョーダン監督)でゴールデングローブ賞女優賞にノミネート、『幸せの1ページ』(08/マーク・レヴィン、ジェニファー・フラケット監督)、『おとなのけんか』(11/ロマン・ポランスキー監督)でもゴールデングローブ賞にノミネートされ、『エリジウム』(13/ニール・ブロムカンプ監督)、『ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~』(18/ドリュー・ピアース監督)などがある。また、演技だけでなく映画製作にも強い関心を抱いており、1991年自ら出演もし、念願の初監督作品『リトルマン・テイト』で高い評価を得た。1992年には“Egg Pictures”を設立。同社が製作し主演も兼ねた『ネル』(94)ではアカデミー主演女優賞にノミネートされた。テレビでは、高い評価を得たNetflixのオリジナルシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(13・14年)、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(14)、そして「ブラック・ミラー」(17)で監督を務めた。「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」ではエミー賞と映画監督組合賞の監督賞(コメディシリーズ部門)にノミネートされ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」では映画監督組合賞の監督賞(ドラマシリーズ部門)にノミネートされた。第74回カンヌ国際映画祭にて名誉パルムドール賞を授与された。
※順不同、敬称略